(NW日本版オンラインより抜粋転載)
論者:ニューズウィーク日本版編集長
ニューズウィーク(と日本版)は
どうなってしまうんですか?
この3日間、あちこちで人にそう聞かれた。
結論から言うと、
Newsweekと
ニューズウィーク日本版は
ビジネスとしてはまったく別物であり、
ニューズウィーク日本版が
どうにかなることはありません。
ーーー中略ーーー
ポスト社の社主フィル・グラハムが
Newsweekの買収を決断したのは、
国際取材の充実と
ニュース報道の多様さの重要性を
理解したからだった。
結果的にそれ以降のNewsweekは、
新聞が断片的にしか伝えない
海外ニュースや
世界情勢を
より長いスパン・より広い視点からとらえ、
新聞とは異なる「読み物」としての面白さも
そなえた長文の記事で読者に提供しよう
とするようになった
(Newsweekの社内では
記事は"article"と言わず、
常に"story"と呼ぶ)。
ーーー中略ーーー
ニュースが紙やテレビだけでなく
パソコンやモバイル端末を通じて伝わる時代に、
そうしたスタイルや方針を大きく変えていく
必要があることは当然と言えば当然だ。
オーナーの交代は
Newsweekがそうした環境変化を反映した
ニュースメディアにさらに進化するための
機会となるであろうし、
そうなることを願っている。
ちなみにニューズウィーク日本版は、
アメリカのNewsweekとはまったく別に、
すでにそうした進化を少しずつ果たしている。
紙の雑誌、独自の記事をデイリーで提供する
ウェブサイトだけでなく、
雑誌の誌面をそのままパソコンで読める
デジタル版を3年前にスタートした。
現在はiPhoneや一部の携帯電話でも
雑誌をそのままの誌面で読めるし、
iPadでも当然同じサービスを提供していく
予定でいる。
こうしたサービスは
米国版ではまだ導入されていない。
ーーー中略ーーー
お気づきのように、この原稿でも私は
Newsweekやニューズウィーク日本版を
「週刊誌」とは一度も呼んでいない。
4年前にニューヨークの米国版編集部を
訪ねたとき、
「これからのNewsweekは
ニュース週刊誌ではなく単にニュースメディア
と呼ばれる存在になる」
と言っていたのは他ならぬ米国版の
ジョン・ミーチャム編集長だったし、
日本版は
その言葉を米国版に先駆けて実践してきた。
ニュースメディアとしてのNewsweekの
基本的な理念は共有しつつ、
それぞれ独立した編集方針のもとに
週刊の雑誌やウェブで記事を送り出し、
それぞれの国・地域の読者ニーズや、
ネットやデジタルデバイスの普及に応じた
新しい展開を進めている。
米国版がワシントン・ポストの元を離れようと、
そうした取り組みが必要なことには変わりない。
ーーー中略ーーー
Newsweekの売却は、
ニューズウィーク日本版がそのことを
今まで以上に突き詰めて考え、
どんどん実行に移していくためのチャンス
になるかもしれないと思っている。
http://newsweekjapan.jp/takeda/2010/05/newsweek.php
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