ニューズウィーク「コラム」
著者:トバイアス・ハリス
2010年01月07日(木)
12月31日付けの
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、
鳩山政権の政治手法を批判するコラム
を掲載した。
執筆者はニューヨーク大学の経済学者、
ヌリエル・ルービニと、
政治リスクコンサルティング会社
「ユーラシア・グループ」の
イアン・ブレマー代表。
2人は
鳩山政権の「非現実的」な政策の危険性を
指摘し、バラク・オバマ大統領のアプローチ
を見習うべきだと提言した。
筆者らは、
鳩山由紀夫首相は
現実に向き合う必要があると論じている。
鳩山は
「思想を同じくする人々を失望させることを
恐れず、財政的に立ち行かない政策を
懸念している中道派の不安を鎮める
現実主義者の『ハトバマ』となるべきだ」。
ーーー中略ーーー
しかし、筆者らの議論には
重要な問題点がいくつもある。
まず第一に、
「中道派の不安を鎮める」よう
もっと努力すべきだという
提言を除けば、
鳩山政権がすべきことついて
ほとんど何も語っていない。
ーーー中略ーーーー
鳩山政権が
日米同盟を「損なっている」という
指摘についても、
予測というより脅迫なのではないか
と勘ぐってしまう。
民主党が
日米同盟にダメージを与えるとするなら、
それは普天間問題をめぐる日本の対応と
同じくらい、鳩山政権に対するオバマ政権の
対応の結果だろう。
つまり、
鳩山政権は国内外の課題を「現実的」
に解決しようとしているのだ。
実際、政権への支持率が下がっているのは、
鳩山政権が譲歩しすぎたり、
政策の実行をためらっているためだ。
鳩山も自身がかかえる課題を理解しており、
仕事始めの挨拶で今年は「正念場」
だと語っている。
http://newsweekjapan.jp/harris/2010/01/post-37.php
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